冠のマナーと作法 命名

命名

時期は「お七夜」までに

赤ちゃんの名前は、法的には出生届を誕生から二週間以内に決めればいいのですが、「お七夜」という祝いの席で命名が披露されるのがしきたりです。かけがえのないわが子の誕生を祝福するのですから、「お七夜」までに間に合わせます。

命名書・略式の命名書の書き方

赤ちゃんが誕生して7日目(満6日目)に赤ちゃんの名前を披露するのが「お七夜」(おしちや)と言い、古くは赤ちゃんと名付け親で三三九度の杯で命名式をしたと言います。
命名書は、神棚、床の間、あるいは部屋の壁(赤ちゃんの枕元や近くが望ましいと思います)に貼り、床上げが過ぎるまで、あるいは出生届を提出するまで飾っておくのが一般的です。その後はへその緒と一緒に末永く保管しておきましょう。子供さんが大きくなった時に見せてあげると、感動的ではないでしょうか。
市販されている命名用の上質紙かまたは普通の半紙を用意して、毛筆で縦書きにします。
両親が命名したときは自分たちで命名書を書きますが、字の上手な方に代筆してもらうこともあります。

略式の命名書の書き方

正式には、奉書紙と言われる巻物状になった用紙に記すそうですが、最近では、半紙で略式の命名書を書くケースが多いようです。

命名

右側には「親の氏名」、その下に「続柄」。

中央上部に「命名」、その下に「名前」。

左側には「生年月日」を書きます。

命名書と合わせて、手形、足型などを記念に取る方や最近ではデジタルカメラや、ビデオレターなどを撮る方が増えています。「保存アルバム」等のグッズやサービスもあります。

祝い方

赤ちゃんのお披露目、命名の儀式を一通り終えた後に会食となります。お七夜での食事、祝い膳の赤飯、尾頭付き、昆布、紅白の生麩が一般的です。お寿司など、和食系の食べ物のほうが合っているかと思います。ケータリング(仕出し)専門店では、お七夜の祝い膳を提供しているお店もあります。
手土産は、花、日本酒、ケーキ、お菓子など祝宴で役立つものがよく、「祝お七夜」「祝命名」として現金を包んでもよいとされます。金額の目安として5千〜1万円。
赤ちゃんは、まだ食事が出来る時期ではありません。

名付け親を頼む場合

名付け親をどなたかに依頼する場合は、尊敬する方や親戚の年長者、仲人、地元の名士、占い師などにつけてもらう方法もあります。
赤ちゃんの名前は、両親が子供へ贈る初めての贈り物ですから両親が考えて命名する方が自然だと思います。
あらかじめいくつかの候補を決めておき、その候補の中から最もふさわしい名前を選んでもらうのも一つの方法です。

冠のマナーと作法

[ お七夜 ]お七夜お宮参り[ お宮参り ]