婚のマナーと作法 人前結婚式

人前結婚式

神仏など宗教にとらわれることなく、固苦しい形式や習慣に誓約されずに、自由に結婚式挙げたいという人生観をもっているカップルは、両親、家族、友人などの参列者の証人になってもらい、愛と誠実を誓い合う人前結婚式を行います。媒酌人は必ず必要としません。
人前式は話題になり始めてから日が浅いので、参加者全員がその形式を十分に理解しているとは言えません。また普通の結婚式と違い、人前式における参列者とは単なる「ゲスト」ではなく二人の結婚を見届ける「証人」でもあるのですから人前式とはどういうものか、そして二人がなぜ人前式という結婚式を選んだのかを知ってもらう必要があります。そこで案内状に一言書き添えておくことが大切です。
式次第もアイディアを盛り込んで趣向をこらすことができますが、どんな場合にも新郎新婦および証人による「婚姻届への署名捺印」「誓いの言葉の朗読」「指輪の交換」「乾杯」の四つの柱は外さないようにします。
また、共通の趣味を生かしたスタイルもあり、スポーツ好きのならスキー結婚式、スキューバダイビングなら水中結婚式、登山が好きなら登山結婚式、音楽が好きなら音楽結婚式などよく行なわれています。この場合、両親、家族への配慮も忘れないことです。
どれだけ綿密な計画をたててもリハーサルをしっかりやっておかなければ本番で失敗する可能性も出てきてしまいます。また当日いきなり分からないことが出てきてパニックにならないようにするためにもやはり本番の流れを意識したリハーサルは必要です。
立会人代表。立会人代表の役割も非常に重要で、他の立会人に対し二人の結婚を宣言し、そして認めてもらうというものです。
司会者は、二人のことをよく理解し、また人前式の理解もある人にお願いすると良いでしょう。また無理に知人に任せようとせず、プロの方に頼むのもいいかもしれません。

人前式結婚式の式次第(例)

一.参列者入場
参列者、司婚者が入場、着席します。

一.開式
司婚者が「只今から、鈴木大郎君と花子さんの結婚式を挙行いたします」と開式の辞を述べ、次いで新郎・新婦、媒酌人夫妻が入場し指定の席に着座します。

一.新郎新婦の紹介
司婚者によって新郎新婦が紹介されます。

一.誓約と証人の儀
司婚者は新郎に「花子さんを妻とすることを誓いますか」、新婦に「大郎さんを夫とすることを誓いますか」と尋ね、次いで列席者に「みなさまには御異議はございませんか」とたずね、全員の同意を得ます。

一.婚姻届の署名
司婚者が、「ご列席のみなさまを証人にお願いしまして、お二人で「婚姻届」にご署名願います」の言葉に従い、新郎、新婦の順に署名をする。署名が終わると、司婚者は婚姻届を列席者の方に向けて披露します。

一.誓いの言葉

婚姻届の署名が終わると、新郎新婦による「誓いの言葉」を朗読します。

誓いの言葉

一.指輪の交換
新郎が新婦の左手の薬指に結婚指輪をはめ、続いて新婦は新郎の指に結婚指輪をはめます。

一.祝杯
指輪の交換が終わると、司婚者は「お二人のご結婚を祝して、乾杯をお願いします。」といい、全員起立して「おめでとうございます」と唱和して乾杯します。

一.閉会宣言
司会者または立会人代表が結婚式の閉会を宣言し、これで人前式が終了します。

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