婚のマナーと作法 和風披露宴

和風披露宴

本来は、日本間の座敷で本膳料理を囲む形式です。本膳料理は正式な日本料理の膳立てで、本膳、二の膳、三の膳、与の膳(四を嫌って与を用いる)、五の膳があり、料理は汁と菜の数によって、一汁三采から一汁五采、二汁五采、二汁七采、三汁七采、三汁九采、三汁十一采まであります。また、二の膳まで程度の簡単な会席料理も増えています。
したがって、場所は自宅、料亭、日本間のある専門結婚式場に限られます。和風披露宴は和やかな雰囲気が出やすいが、とかく座が乱れやすいので司会者の適切なリードが必要です。
最近は、和風といっても、会場をテーブルと椅子の様式にして、料理だけ和食にするケースが都会を中心に増えていて、座敷での披露宴は地方に限られる傾向があります。

席次

和室の席次については、昔はしきたりが厳しく、上座に媒酌人夫婦、主賓が座り、新郎新婦は末席に座りましたが、現在では洋風と同じになりました。
座敷正面に金屏風を背にして新郎が向かって左、新婦が右に並んで座り、新郎の右隣に媒酌人、新婦の左隣媒酌人夫人が座ります。正面に向かって左側が新郎方、右側が新婦方です。
新郎新婦に近いほうが上座で、上座から、主賓、知人、友人、親族、家族、末席に両親が座ります。親族は血のつながりの濃いほうが末席ですが、古来のしきたりが残っている地方では、父母、兄弟姉妹、親族と逆に座ることもあります。

和風披露宴の席次

式次第

洋室での和風披露宴の式次第は、洋風披露宴とまったく同じです。座敷での披露宴でも、基本的には洋風と洋風と同じで、ウェディングケーキ入刀式、色直し、花束贈呈が省略されます。また、乾杯では日本酒が用いられ、雄蝶(少年)、雌蝶(少女)が酌をして回り、全員つぎ終わったところで、媒酌人が音頭をとります。ただ、媒酌人、主賓、来賓の挨拶、祝辞の際、新郎新婦、両親は起立する必要はありません。黙礼でのです。

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