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【 誕生日のお祝い 】 |
明治以後の新しい習慣 |
| 最近は子どもや若い人のあいだで誕生日を祝福してプレゼントを贈ったりパーティーを開いたり、楽しい行事が盛んに行なわれていますが、日本には「初誕生」以外、誕生日を祝う習慣はありませんでした。バースディプレゼント、バースディーパーティーが定着したのは明治以後で、欧米の風習が日本に入って根付いたものです。 バースディープレゼントは、小学生から社会人まで幅広く行なわれています。友人同士、あるいは、あるいは恋人同士から夫婦や家族のあいだでプレゼントが交わされてのは、ごく普通のことになりました。 プレゼントのお返しは無用で、相手の誕生日にまたプレゼントをします。 誕生パーティーは、おとなの場合も開くことがあり、ことに還暦や古希(数え年七十歳)などの賀寿のパーティーが盛大に催されま。友達を招いての誕生パーティーで、開かれるのがあたり前にさえなっています。 |
子どもの誕生パーティー |
| 小学生のあいだでは、友達を家に招き合って誕生パーティーを開くことが多いでしょう。 |
| ●計画は子どもにまかせよう |
| 誕生パーティーを開くにあたって、招く子どもの人選や人数は子どもの自主性にまかせ、手をかしたり口を出したりしないで、相談されたらアドバイスを与えるようにします。ただし、友達同士の誕生パーティーは一度豪華にすると、それが悪しく習慣となって、負担になりかねませんので、計画内容が派手にならないように、それとなくチェックすることは必要です。 親としては、パーティーを開く部屋の整理や、手作りの食べやすい料理、お菓子などを用意するのが役割です。 |
| ●プレゼントはお小遣いの範囲で |
| 子ども同士のプレゼントは、相手が喜びそうなものを考えて手作りしたものがベストで、お金をかけたとしても、貯めた小遣いで買える範囲にさせます。もしも高価になりましたら、アドバイスを忘れずに。 誕生パーティーに招いた子どもがくれたプレゼントに対しては、親も子どもと一緒に一人一人にお礼を言うようにします。プレゼントの良し悪し、出来不出来に関係なく、同じ態度で接することが大切です。 |
| ●終る時間はきちんと守らせよう |
| パーティーは、二〜三時間で切り上げさせるために、終る時間をあらかじめ決めさせて、時間がきましたらきちんと終らせるようにします。最近の子どもは放課後、塾に通ったりして忙しいので、夕方あまり遅くならないうちに切り上げさせるのが、子ども達やその親に対するエチケットです。 |
おとなの誕生祝い |
| ●気になるわが子の異性友達 |
| 誕生パーティーは、小学校から中学、高校まで続くことがあります。大学までも続くことがあります。中学、高校ともなると、親としてはそろそろ異性の友達が気になり、露骨にせんさくすると反発する年頃なので、口をはさむのは控えて、パーティーを始める前に、招待した友人たちが揃ったところでひとりひとり紹介してもらい、交友関係を把握しておくことです。不都合のない限り、じっと見守るようにします。 |
| ●社会人の祝い方 |
| 社会人になると誕生パーティーを開くことは少なくなり、職場の同僚や上司、学生時代の友人からプレゼントやカード、季節の花などを贈られたりします。贈り物は特別な関係でない限り、あまり高価にならずウィットにとんだ軽いものにします。 バースデープレゼントのお返しはいりませんが、贈ってくれた人はメモをとりその人の誕生日にプレゼントを贈るように心がけます。 |
| ●夫婦、家族だけのお祝い |
| 夫婦や家族の一員の誕生祝いは、プレゼントのほか、家族でレストランなどに食事に行くなど楽しいイベントにするケースも多いようです。 夫婦だけの誕生祝い、婚約者への誕生祝いとして、誕生石をはめ込んだ指輪、腕輪、ネックレスなど装身具を贈ることもあります。 「初誕生祝い」の項目でも触れましたが、両親や祖父母が毎年同じタイプの銀のスプーンや食器を贈り続けて、やがて一式揃うようにする欧米式プレゼントも良いでしょう。 なお、年老いた両親、祖父母への誕生祝いとして、祝宴の席を設けたり、贈り物をしたりする習慣も楽しいものです。子供たちや孫たちが智恵とお金を出し合って、年寄りが喜びそうなプレゼントをする習慣もつけておきたいものです。 |
| ●誕生石の由来 |
| 一年の一月から十二月まで、各月にはいわゆる誕生石が決められています。昔から占星学では、月と運命は密接な関係があって、「月々の宝石」という俗信が生まれてます。古代から、宝石には、身につけていると病苦と災厄から身を守り、幸運を招く魔力があると信じられ、月によって守護する宝石が特定されていました。 最古の記録としては、旧訳聖書の『出エジプト記』に、 イスラエルの十二部族の名前を六つづつ彫り込んだ二つの葱こうという青い宝石を、イスラエルの子アロンの肩あてに、十二種類の宝石を飾りつけたとも記されています。 この十二種類の宝石が十二ヶ月の「月々の宝石」と重なり、十二ヶ月の誕生石となりました。 誕生石は時代や地域によって様々でしたが、まず1912年にアメリカの宝石組合が誕生石を統一し、1937年にはイギリスの貴金属組合が新たに決めました。アメリカ式とイギリス式はほとんど同じですが、月によって若干の違いがあります。 また、それぞれの宝石には、花言葉のように意味がこめられています。 例えば、一月の誕生石はざくろ石(ガーネット)で友愛、忠実を意味し、二月の紫水晶(アメシスト)は、理想、権威、平安を意味するなどと十二ヶ月それぞれあります。 |




