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遺骨からダイヤモンド
 

【 細かい準備と心得 】

遺影写真の用意

 遺影写真は、祭壇の中央に飾る故人の写真のことです。故人の写真の中から、生前気に入っていた自然な表情で写っている写真を選びます。故人の人柄がよく出ている穏やかな表情のものがいいでしょう。故人が老齢でしたら十年前ぐらいの元気な頃の写真でもいいでしょう。

 写真を選びましたら写真屋に直接に頼んで引き伸ばしてもらっても構いません。葬儀社に依頼するのが多いようです。最近では、祭壇用に合わせた華やかな大型の電飾写真も多く使われるようになりました。

 スナップ写真だど、引き伸ばすと粒子があれますので最新の技術で修正も可能です。


家の清掃と整理

 自宅で通夜や葬儀をする場合、家の内外、門前、玄関口を掃除をしてきれいにします。そして祭壇を飾る部屋を用意します。玄関に近い部屋がいいでしょう。できれば控室もあればいい。

 なるべく広いスペースにするために、家具、調度品、インテリアは使わない部屋にまとめて整理します。ふすまや障子も外します。

 縁起物も外して、動かせないものには、白い半紙で目隠しをします。仏式、キリスト教式の場合は、神棚も半紙で目隠しをするのがしきたりです。

 これらの作法は、世話人や手伝いの人にやっていただきます。葬儀社は、仏式なら鯨幕(黒白)、神式なら青幕(青と白)、キリスト教式なら黒幕を張りめぐらしてくれます。

 団地、マンションなどの場合、手狭ですので、一時隣家に預けたり、集会所があれば自治会長、管理人に連絡して使用許可をもらいます。


忌中札、案内標示紙の手配

忌中札 案内標示紙


 忌中札とは、半紙に「忌中」と書いた標示紙のことで、玄関先に裏返しにした竹すだれをぶら下げ、これに忌中札を貼ります。最近は竹すだれを省略することがおおいようです。

 地方によって様式、しきたりの違いがありますので、地元の長老に相談します。

 指さしの絵のついた案内標示紙は、文字どおり「指さし」とも言いますが、最寄りの駅やバス停から会場までの道筋を電柱などに貼ります。

 交番や道筋の商店、たばこ店などにも、世話人が挨拶に行き、弔問客に道順を教えてもらいようお願いします。

 これらの標示紙は、葬儀社が用意してくれます。


受付の用意

 門口か玄関に、白い布をかけた受付台を用意して、「受付」という標示紙を貼ります。路上に受付を設ける場合は、葬儀社にテントと受付台を用意してもらいます。

 アパートやマンション等の集合住宅に集会所がなく、自宅で行なう場合m受付は一階入口かロビーに設けます。自治会で話し合ったルールがありますので、それに従います。

 受付用具は、会葬者記帳名簿に筆記用具〔すずり、毛筆、サインペン、ボールペン等)、香典、供物の記帳簿、名刺や香典を受ける黒塗りの盆のことです。
 最近は、「当日返し」といって 、当日に会葬礼状と共に「香典返し」の品物を会葬者に渡すことが多くなりました。

 会葬者の手荷物やコート類を預かる場所を設けました、「携帯品預かり所」という標示紙を貼ります。


喪服の用意

 喪主や遺族でも、通夜の前は喪服でないので、清潔で地味な服装にします。しかし、男性はひげを剃り、髪を整えるくらいの身だしなみは必要です。女性は、マニキュアを落とし、化粧を控えめにして、結婚指輪以外のアクセサリーを外すのがしきたりです。

 黒いリボンの喪章を胸に付けるか、黒の腕章をします。

 台所を手伝う裏方の人も喪服でなくて構いません。
 通夜、葬儀には、喪主、遺族は正式の喪服を着服するのが礼儀です。児童、生徒、学生は制服です。

 喪服の持ち合わせがなければ、貸衣装の手配をします。


現金、心づけの用意

 葬儀の運営にあたって、接待費、供物代、雑費のほか、霊柩車の運転手、火葬場の火夫、また世話役として世話になったひとへの心づけなど、いろいろ出費がありますので、当座の費用として十万円程度を世話人代表を通じて会計係に預けておきます。

 心づけは、白封筒に入れて、リストと共に会計係に渡します。この場合、表書きは不要ですが喪主名もしくは、「○○家」のみ書いても構いません。間違えないように、小さく裏に誰々を書いておくと便利です。


通夜ぶるまい、軽食の用意

 遺族や世話役のために、夜食の用意も必要です。通夜の参列者には酒食の通夜ぶるまいもあります。世話人代表が接待係を決めてくれますので、接待係が台所係、お手伝い人と協力して、簡単な精進料理、寿司、仕出し料理を注文します。

 食器、什器の準備も必要です。数を揃えることが先決ですので、少々不揃いでも構いません。最近は、紙製の皿などが売っていますので利用してもいいでしょう。


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