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【 暑中見舞状 】 |
「暑中」と「残暑」のけじめ |
| 真夏の暑いさまか、健やかに過ごしているかどうか相手の安否を気遣って出すのが暑中見舞状というしきたりです。 暑中見舞状は、夏の土用の期間に出すことになっています。土用というのは、彼岸などとともに二十四節気に準ずる雑節の一つで、四季の変わり目の期間をさします。立春、立夏、立秋、立冬の前十八日間をそれぞれ土用と呼びました。もともとは春夏秋冬それぞれの土用がありましたがいまでは夏の土用だけが残っています。土用の入り(七月二十日頃)から立秋(八月七日〜八日)の前日までの十八日間のうちに出すのがエチケットです。 立秋が過ぎましたら暑中ではなく残暑ですので、「残暑見舞」としなければなりません。もともと季節のけじめの挨拶状ですので、出す以上は「暑中見舞」もしくは「残暑見舞」か、言葉のけじめが必要です。 |
自分の近況も一筆添えましょう |
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「暑中見舞」も残暑見舞」も昔からのしきたりですから、きまり文句があります。一般的なものを列挙します。 |
土用干し、土用の丑の日 |
| 土用の期間には、衣類、書物、掛軸、書類などの虫干しをする習慣があります。これは梅雨の湿気を含んだ衣類や書物を乾燥させるためで、風通しのよい部屋で、すべて陰干しにします。直射日光に当てると色があせたり、いたんだりするので、注意が肝腎です。 また夏の土用の丑の日(七月下旬頃)には、うなぎを食べる風習があります。栄養をとって夏バテを防ぐためといわれ、土用の丑の日には「う」の字がつく食品を食べると暑気あたりしないという伝承があり、うなぎのほか、瓜、うどん、梅干し、牛肉など食べます。 丑に日に水に入る風習もあって、「うし湯」につかる地方もあります。京都の下賀茂神社では御手洗祭(みたらしまつり)が行なわれ、境内の糺の池に足をつけると脚気(かっけ)にならないといわれています。 |





