祭のマナーと作法 目次

「祭」は元旦から大晦日までの歳時暦

先祖の霊をまつる事全般を指します。
祖先の霊をまつる事は様々な様式化・儀式化がみられ、これに沿って「正しく祭る事」が求められる部分も見られ、殊更礼服などの重要度が増す部分であります。
これらは祖先の霊をまつる事で人を集め、一族縁者の絆を深めて繁栄を目指すという、広義の祭同様の行事であります。
お盆などに帰省して祖先の墓参りをする人も日本にはまだまだ多く、これが日本人的なメンタリティの一部ともなっています。
「冠婚葬祭」の「祭」は、結論的にいうと、元旦から大晦日までの主要な年中行事のことで、いわば歳時暦といったところです。
一般的に祭というと、村や町の鎮守さまのお祭という印象が強いと思います。
祭礼が盆踊りと結びついたりします。神社の祭礼が仏教のお盆と重なっています。
お盆は中元とも結びつきますが、これは道教の考え方です。
神道、仏教、道教が儒教的な思想と混然一体となり、農耕を中心とした歳時暦、それが「冠婚葬祭」の「祭」です。
現代の日本人になじみ深い節分や冬至の行事は、古代中国の太陽暦法の二十四節気によるもので、桃の節句や端午の節句は、平安時代に朝廷が季節の変わり目に行なった節会(せちえ)の儀が始まりで、それが公家をはじめ武家や民衆に五節供または五節句として定着したもので、七夕も五節句のひとつです。
このように、さまざまな行事で日本人の生活の一年のなかの節目の行事として定着したものが「祭」というわけです。
具体的にいうと、門松やおせち料理で祝う正月の行事に始まって、節分、お節句、お彼岸、七夕、お盆、お中元、月見、歳暮、冬至、そして大晦日の年越し行事です。

祭のマナーと作法 - 目次

五節供と二十四節気

正月飾りの準備

正月料理

初詣

事始め

節分

桃の節句

彼岸

端午の節句

七夕

お中元

盂蘭盆会(お盆)

暑中見舞状

月見の宴

歳暮

年賀状

冬至

クリスマス

大晦日